2010年10月9日土曜日

経費やら税金やら

経理を5年やっていますが、最近になっても初めて知る事とか多い。

税法とかコロコロ変わるし、会社によっても出てくる経費も違うし
経費にしていいものとかも違うので難しいですよね。

前はアパレルの会社にいて、今はIT。これから立ち上げる会社はPR会社。
それぞれでいろんな条件とかも変わってくるので、私としては大変勉強になってます。

最近知った「えーーーそうなの!?」って話をいくつかご紹介します。



◇消費税納税義務

 ・資本金が1,000万円以下の会社は、
  設立から最初の2期分は消費税納税は免除されます。

 ・売上が1,000万円以下の会社は、
  2年後の消費税納税は免除されます。

 そもそも消費税納税とは、、、ってトコから話ますと、
 売上として会社が預かっている消費税分と、支払のときに発生する消費税分を
 差し引いた分を年に一回まとめて納税します。

 例) 売上合計      10500円(消費税 500円)
    仕入・経費合計   8400円(消費税 400円)
   だった場合、500円が預かり分で、払ったのは400円なので
   納税金額は100円となります。 

 この、100円を納めなくていい条件というのが、
 ・設立から2期目(資本金1,000万以下)
 ・2年前の売上が1,000万以下
 という事になります。


◇社長のスーツ代は経費にならない

  業種にもよりますが、聞いた話によると、ある上場会社の社長がTV出演のために
  スーツを買いました。TVに出るならいいスーツ買いたいですもんね。
  で、このスーツ代、、、消耗品or広告費とかで落としたいトコロですが、
  そうはいかないみたいです。
  (実際に税務調査が入って認められなかったらしい。)
  結果、所得扱いにされて、追徴されたみたいですよ。



◇出張手当は課税対象外

  なんとか手当で、会社から給与に上乗せしてもらえる分ってありますよね。
  残業手当とか、家賃手当とか、北海道だと冬季手当ってものもありますね。

  例えば10,000円給与に上乗せしてもらったとしても、
  所得税とか引かれちゃうし、年末調整でも申告されるので、
  次の年の住民税とかが上がる事になっちゃうんですが、
  「出張手当」はどうやら課税対象にならないみたいです。

  出張手当の概念としては、
  「通常の勤務でなく、遠方での勤務時に生じる労働者の不利益を補うもの」
  というものです。
  具体的に言うと

   ・家から出社できれば、お弁当を作ってこれるのに、
    出張先では自分で用意しなくてはならない。
   ・朝食、夕食の用意をしなくてはならない。
   ・一週間以上の出張では、洗濯物も自分でしなくてはならない。
   ・肉体的疲労に対する慰労

  など、普段の生活と違うので、何かとお金もかかりますよね。
  って所を補助する分として払われるので、所得では無いというのが
  この仕組みの観点だと思います。

  ちなみに、会社によっては所得してとられるケースもあります。
  その差は就業規則になんと記されているか。というところ。

  この仕組を悪用して起こっているのが「カラ出張」って呼ばれるような事ですね。

  「出張行った事にして~~非課税の所得をGET♪」みたいな感じなんでしょうねw
 


最近の私のへ~~ポイントはこんな感じです。

また何かあれば「経費やら 税金やら」シリーズでまた書きまぁす~。

2010年10月4日月曜日

FAB

最近IIIthree(アイスリー)で業務提携させて頂いたフリーペーパー
「FAB」

F  Fashion
A  Art
B  Beauty


隔月発行で主にファッションクリエーターを目指す
専門学校に配布されています。
WEB版はこちら↓↓

各専門学校の特集記事や、
学生をターゲットにした新商品の記事が満載です★

注目すべきはWEB版のファッションスナップ!!
原宿や、銀座など、オシャレさんが集まる街でよくみかける企画ですが、
FAB WEBでは、なんと動画で掲載されています。

その他、企業のロゴの投稿を募っていたりするので、
クリエーターを目指す人達のチャンスの場にもなっています。

個人的な見解としては、
学生の就職率が低下する中、この媒体でいろんなきっかけを作り、
日本のクリエーターが活躍する場が増えればいいなと思っています。

前職では、アクセサリーのデザイナー、お店を作る空間デザイナーの
近くで仕事をしていたので、彼らの辛さや、喜びの姿をたくさん見てきました。

私は彼らのように、想像から何かを生み出す事や、
イメージを形にする力に乏しいので(美術の成績とか最悪でしたw)
本当に羨ましいと思う。

彼らが作るモノ・商品が、もっと世に認められる環境があればいい。

そんな想いで、FABに携わっていこうと思ってます!!