2011年1月4日火曜日

医療ツーリズム




観光と人間ドッグの受診などを兼ねて来日してもらう

      「医療ツーリズム」

海外の富裕層を狙ったプロジェクトで、
市場規模5500億円という壮大な計画で動いている。

「長寿の国」「日本食」「温泉」
など、海外から見た日本は健康に対する印象が良いらしい。

中国の富裕層だけで、年間43万人の潜在需要があるとされている。

これまで、「医療ツーリズム」として注目を集めてきたのは
医療技術が高く評価されているが、自国と比べて安価で診療を受けれる
・インド
・シンガポール
・タイ
・メキシコ
などが多く選ばれていきていた。

外国人患者の受け入れ数が世界で最も多いのはタイで、
年間約140万人(2008年)。

医療観光による年間収入は約1920億円に上ると言われています。

政府の後押しと治療費の安さがTOPの理由。



米民間会社の推計では、2010年の医療ツーリズムの世界市場は
1千億ドル(約9兆3千億円)規模とされる。







今やフリーターでも海外旅行ができる時代。

日本人の観光客ばかりをターゲットにしていては
観光業界は苦難を強いられているよう。

しかし、海外から観光客を呼ぶにも課題が多い。
最近はデパートのアナウンスも

 日本語・英語・中国語・韓国語

とアナウンスが流れるようになったけれど、
ちょっと田舎のホテルや旅館は まだまだ。

きっと外国の方は「シャンプー・トリートメント」もわからず
困ってしまうだろうな・・・というような有様。

「アジアは今、観光の大競争時代に入った。数字ありきではなく、
質の高い観光を提供するためのビジョンが必要だ。」

という見方もされてる今、
お店でも外国人に目を向けたサービス展開が必要とされてくると思う。


日本は、訪日外国人客目標として、2019年に年間2500万人と掲げている。
2010年は1000万人弱だったので、
かなり大きな目標ですよね。

訪日した観光客の日本国内での支出平均は12万円とされているので
2500万人が達成されたら、単純に計算しても凄まじい経済効果。

日本人の消費力が低下している今、
物販店も早めに観光客ウケする手を打って、
増収を狙うのも手かもしれませんね。

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